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アドベント…暗やみの中のともしび

日曜日、「今日からアドベント第一週です」と聞いてびっくり!

非日常に、戸惑いつつも歩調を合わせ、気がつけばアドベント(待降節)…… クリスマスまであと4週間です。

数年前、アメリカからアナという高校生が、インターンをしたいとGIGにやってきました。英語クラスを手伝ったり、日本の学校を訪問して生徒たちと交流するときを持ちました。大学卒業後に配偶者と共に来日し、今は沖縄にあるインターナショナルスクールで小学校の先生をしています。

彼女は来年2月に第一子を出産予定です。このような状況の中、海外での出産はさぞかし不安かと思います。

イエスの母マリアは、10代で出産したと言われています。旅の途中での出産だったので、用意されたのは馬小屋。安心できる快適な場所とは程遠いものだったでしょう。

「こんなはずでは……」

私たちは予想していなかった出来事を前に当惑し、がっかりし、悲しくなります。でも、暗ければ暗いほど、ひとつのともしびが明かるく輝くように、状況が悪い時であればあるほど、ちいさなやさしさが胸に染み入るものですよね。

クリスマスを待ち望むこの季節、心があたたかくなる小さなことに毎日感謝できますように、そして、小さな優しさを届ける存在であることができますようにと願っています。

そうそう、アナのもとには最強の助っ人であるママが、アメリカから駆けつけてくれるそうです!

(霜)